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予算を考える

購入時に必要なお金
家づくりに欠かせないものは、購入予算をたてることです。まずは、どれくらいの金額をかけることができるのか、毎月いくらまで支払いが可能なのかなど、上限を決めましょう。自己資金を確認するために、貯金や贈与などを検討します。また、購入予算のほかに、総予算の一割前後の諸費用や、引越し費用、新居のための家具や家電品購入などが必要な場合もあります。さらに、購入初年度には不動産所得税、毎年支払う固定資産税、都市計画税なども必要となります。それらを十分考慮して自己資金の予算をたてることが必要です。次に、現在の住居費から、ローン金額を算出します。ローン会社、借入額、プラン内容により、金利や年間返済額などが変わってきますが、自己資金とローン金額で、家づくりの予算金額が具体的に分かるようになります。

家づくりに関する主な税金
印紙税
工事やローンの契約書に印紙を貼ることで納税します。
登録免許税
土地や建物の所有権の登記やローンの抵当権設定登記にかかる税。
不動産取得税
土地や建物を新築、購入、贈与などの形で取得することで、固定資産税評価額の4%で課税されます。軽減を受けるには、申告が必要です。
固定資産税・都市計画税
入居後に毎年課税されます。申告なしで軽減措置が受けられることもあります。
消費税
土地の取得に関しては非課税。建物の取得や売買手数料には5%で課税されます。

見積もりを取ろう
家づくりは、大きく分けると、本体工事費と別途工事費、諸経費に分けることができます。各メーカーから見積もりとしてあがってくる本体工事費と別途工事費を建築工事費と呼び、これに諸費用を加算したものを総費用と呼んでいます。総費用のうち、70%〜80%の割合を占めるのが本体工事費で、建物をつくるために必要な工事費を指します。内装や外装、設備機器の選択によって差が出るので、いくつかのメーカーから見積もりを取る際には、必ずチェックするようにしましょう。また、工事費は、価格だけで判断せず、工事の内容や価格が違う理由を明確にしておくことが必要です。ちなみに、別途工事費は、屋外電気や屋外給排水、建て替えの際の解体工事費などが含まれます。

費用の詳細
本体工事費
一般的に総費用の70〜80%を占めると言われている費用です。 (仮設工事/基礎工事/木工事/屋根工事/板金工事/左官工事/タイル工事/防水工事/建具工事/内装工事/塗装工事/電気工事/冷暖房工事/給排水工事/住宅設備工事など)
別途工事費
建物本体に直接は関係しませんが、生活するために重要な部分の工事費用です。総費用の15%〜20%を占めます。 (建て替えの際に行う古い家の解体工事/屋外電気・屋外給排水工事/ガス工事/基礎・地盤補強工事/冷暖房・換気工事/照明・カーテン工事など)
諸費用
総費用の5〜10%を占める費用で、支払いが発生する時期が異なります。 (敷地・地盤調査費/建築確認申請費/ローン関連費/近隣挨拶の費用/地鎮祭費用/上棟費/大工さんへのお茶菓子代/家具購入費/登記費用/不動産所得税など)

相見積もりのポイント
いくつかのメーカーで同じ条件で見積もりを依頼する相見積もりのポイントは、金額だけで比較しないことです。まず注目するのは、設計についてです。基本設計である平面図や立面図、敷地配置を参考に敷地をどのように活かしているかを比較します。

仕様書をチェックしよう
次に材料や設備をチェックします。仕様、仕上げ書とカタログやサンプルを照らし合わせて予算や質を確認しておくことで、予算オーバーを防ぐことにもつながります。また、自分のイメージと比較することも大切なポイントとなります。仕様書には、構造仕様、外・内部仕上表、設備仕様の3種類があります。専門用語が多いので、分からないことは担当者に聞くようにしましょう。また、設備などは型式番号をカタログでチェックした後、モデルハウスやショールームで確認。外・内部仕上材などは実物をチェックしておきましょう。
チェックポイント
外壁…カタログだけではなく、モデルハウスで、同じ材質のものを確認しましょう。 型式番号…カタログやパンフレットで確認したら、ショールームやモデルハウスで確認します。 ガス給湯器…2箇所で同時に給湯した場合に能力がダウンする設備もあるのでチェックしましょう。 コンセントの数…ひと部屋にコンセントプラグがいくつあるか、アース付きのものが設備機器に合った部屋にあるのかなどをチェックします。 分電盤…ブレーカーのことを指します。どの部屋にどの回路が引かれていて、合計電気容量はどれくらいなのかを確認しましょう。


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