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輸入住宅に住むために

輸入住宅の特徴
「輸入住宅は性能が良い」という評判をよく耳にしますが、具体的にどんな点で優れているのでしょうか?

気密と断熱性
輸入住宅の多くは、厳しい寒さを強いられる北米や欧米から輸入されていることから、気密や断熱性を備えています。輸入住宅の主流は2×4工法やパネル工法などの壁式工法を採用されていることからも、気密性が高い構造と言えるでしょう。さらに、断熱材は、日本の標準に比べて厚いものを使用しているので、建物全体の気密や断熱性がよりアップします。さらに2重〜3重の複層ガラスの窓や樹脂または木製のサッシを使い、玄関ドアも高断熱仕様を使っていることが多いようです。
高気密による換気の必要
このように輸入住宅は気密性が高いことから、室内の空気が汚れるだけではなく、湿気によるカビや結露が起こりやすいと言えるでしょう。しかし、断熱や気密性を高めた家に直接外気を取り入れることは避けたいところです。そこで、熱交換型の換気システムや空調機能付きのセントラル空調換気システムを導入して、室内の空気を換気し、無駄なく循環させることが必須となってきます。
防音と室内温度
厚い断熱材を利用することにより、部屋や廊下、天井と床の室内の温度差も少なくなります。さらに気密性の高い構造により、外部の騒音が入りにくい静かな環境を得ることができます。一方、室内では上階の音が下階に反響しやすい傾向があるので、つり天井にするなどの工夫をして対策をとるようにしましょう。

日本の気候と輸入住宅
高温多湿の日本で輸入住宅を建てるには、まず地面からの湿気対策として床下に防湿フィルムを敷いたり、防湿コンクリートの施工が必要です。結露対策としては、壁に通気層を設けたり防湿シートを施す対策も忘れずに行います。正しい施工を行うことで、日本の気候でも心配なく住むことができます。また、輸入住宅の主流である2×4工法やパネル工法は、揺れや衝撃など外部からの力をバランスよく吸収、分散することができ、地震に対して強い構造をもっていることも特徴のひとつです。さらに、輸入住宅のメーカーは、自然災害に対応するための技術改良や開発が盛んなことから、台風や大雪などにも特化した工夫がされています。詳しくは、メーカーの担当者に聞いてみることをおすすめします。

シックハウスについて
国産の家に比べて、自然素材を好む輸入住宅では、シックハウスの原因とされるビニールクロスやホルムアルデヒドが使われることが少ないようです。ただし、100%安心というわけではないので、事前に確認しておくほうが良いでしょう。

木造住宅は火に弱い?
たくさんの木材を使っている輸入住宅は、火に弱いというイメージを持たれてしまうことが多いようですが、太くて厚みのある木材を多く利用しているため、万が一の場合は、表面が燃えて炭化することで燃焼を食い止めることができます。その速度は毎分0.7mmと言われ、15分燃え続けたとしても、表面からわずか1cmの炭化でくい止めることができるのです。そのため、一気に家が燃え落ちることがありません。また、耐火性や防火性を高めるために、パネル内に石こうでできた強化ボードを組み込む方法があります。このボードは、高温でも伸縮や変形しにくいという特性を持つだけでなく、炎に触れると、ボード内の結晶水が熱分解を起こして水蒸気を発生させるため、温度上昇を抑えることができます。さらにパネル内の空気層を細かく区切るファイヤーストップ材は、壁内の温度の急激な上昇を防止することができます。このように、輸入住宅では、木が持つ性質を活かした対策だけではなく、様々な工夫をすることで耐火性や防火性を高めることができます。


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